南米エクアドル発!どこか懐かしい伝統スイーツ「キンボリート」

南米エクアドルに、日本のチーズ蒸しパンにそっくりな味の伝統スイーツがあります!それがキンボリートQuimbolito。日本のチーズ蒸しパンとの違いは…..

トウモロコシ粉(アリーナ・デ・マイス)を使う
日本の蒸しパンは小麦粉がメインですが、キンボリートはトウモロコシ粉を混ぜるのが伝統的です。
アチラの葉(またはバナナの葉)で包んで蒸す
緑の葉で包んで蒸すため 蓋を開けたときにエキゾチックな植物の特有の香りがふわりと広がります。
隠し味に「お酒」や「スパイス」が入る
香り付けにアニスやバニラ、さらにラム酒やアグアルディエンテ(サトウキビの強いお酒)を少量加えます。
レーズンのトッピング
生地の上にレーズンをちょこんとのせて飾ります。レーズンは甘酸っぱいアクセントになります。

本場エクアドルでは『アチラ』という大きな植物の葉で包んで蒸すのが伝統ですが、日本では手に入りませんよね。そこで今回は、どこのご家庭にもあるお弁当用ホイルを使って再現してみました!フライパン一つでプロセスチーズでできる簡単伝統スイーツです。

材料(8個分)

牛乳 50cc
プロセスチーズ(とろけないタイプ)80g
バター(又はマーガリン)50g
      2個
バニラエッセンス  小さじ1
砂糖 70g
アニスシード(あれば) 小さじ2
ラム酒大さじ1
レモン汁 大さじ2
小麦粉 150g
ベーキングパウダー  8g
レーズン 適量

作り方

  1. 小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。
  2. 耐熱容器に牛乳、小さめにちぎったプロセスチーズ、バター(又はマーガリン)を入れ電子レンジで1分半から2分加熱してチーズとバターを溶かします。溶けたら泡だて器で全体を混ぜておきます。

  3. ボールに卵を割り、泡だて器で良く溶きほぐします。
  4. ③に砂糖、アニスシード、ラム酒、レモン汁を加え混ぜます。さらに②で溶かした牛乳、プロセスチーズ、バターも入れて混ぜます。
  5. ③に①の小麦粉とベーキングパウダーを加えます。練らないようにさっくりと混ぜます。粉が消えたらそれ以上混ぜません。

  6. アルミホイルカップに⑤の生地を型の8分目まで入れます。(マフィン型やココットがあればその中にアルミカップを入れた方が生地が流れず安定します。)その上にレーズンを飾ります。フライパンに並べて水を底から1.5センチくらいの高さまで入れます。蓋をしそのまま15分位休ませます。
  7. 15分くらい休ませた後、火をつけて(強火)フライパンの水が沸騰したら中火にしてそのまま約10分から15分ほど蒸します。(注意:フライパンの水がなくなったら足してください。)

15分休ませるのは?

  • 混ぜた直後の生地はグルテンが強いため粘りが強く、新しいゴムのように膨らもうとする力を抑え込んでしまいます。少しねかせることで生地の弾力が弱まり、中から発生するガスに合わせて生地が風船のように柔軟に膨らめるようになります。
  • 15分休ませている間にベーキングパウダーによる化学反応で多少膨らみ始めます。15分休ませた後に混ぜてしまうとせっかく膨らんだ生地を潰してしまうことになります。なので一度型に入れた生地は触らずそのまま蒸してください。
  • 生地を寝かせることで小麦粉が素材全体の水分を吸収し味がなじみます。またしっとりした出来上がりになります。

もしあればオレンジやレモンの皮を少量細かく刻んで入れると、もっとおいしくなります。蒸し器がなくてもフライパンでできるお手軽蒸しパン、試してみてください。

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この記事を書いた人

エクアドル在住15年以上。標高2000mを超えるアンデスの田舎町で暮らしています。
現地でのリアルな体験やクスッと笑えるエピソード、そして日本の食材で楽しめる南米風レシピを発信しています。

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