巨大火山の国エクアドル

日本は火山大国と言われていますが、ここエクアドルにもたくさんの火山があります。

この国の火山の特徴と言えば、とにかくデッカイ!

例えば…

チンボラソ山…6310m

コトパクシ山…5897m

サンガイ山…5230m

トゥングラワ山…5023m

ピチンチャ山…4696m

さすがアンデス山脈、どの山も富士山を軽く超える高さ。こんなのが噴火したらたまったものではありません。

ちなみにチンボラソ火山はタイタ・チンボラソ(Taita chimborazo)といわれています。タイタ(Taita)とは先住民の言語で“お父さん”という意味があり、その堂々たる姿はたいへん威厳があります。この火山は静かで、穏やかな“おとっつぁん”という感じです。トゥングラワ火山はママ・トゥングラワ(Mama Tungrahua)といわれていて、母のような存在なのです。そして…ピチンチャ火山(4696m)は子供を意味するワワ・ピチンチャ(Huahua Pichincha)といわれています。ワワ(子供)といっても富士山よりでかいのですが、他の火山と比べるとやや小さいのでそうなったのでしょう。このように巨大火山が家族のように表現されているのです。

エクアドルに住み始めたころはトゥングラワ火山が噴火まっ最中でした。ある日友だちが “窓からトゥングラワ見てごらん”と電話をかけてきたので見てみると、なんと真っ赤な溶岩がドロドロと流れ出ている🌋

そしてときどき火柱もあがる。ワォ~な景色でしたが、火山近くの町の人たちは避難するのに右往左往、別の意味でワォー!だったそうです。おっかさん大激怒といったところでしょうか。

2015年にはコトパクシ火山が噴火。

上空8000mもの噴煙をあげ、火山の震動で家の食器などが一日中カタカタと音を立てているという状況。😖😣

過去の大噴火の時は隣国コロンビアまで爆音が聞こえたというのですから、近隣の町はパニック。

コトパクシ火山に近いラタクンガという町では市の車が真夜中に “お年寄りや体の不自由な人は避難を始めてください” と放送しながら走りだし、驚いた人たちがいっせいに逃げて交通事故までおこる始末。

最近は落ち着きを取り戻していますが、定期的に大噴火するので油断はできません。

噴煙をあげるコトパクシ火山

最近お下品に火山灰をまき散らしているのがサンガイ火山

風下にある町は毎日のように飛んでくる火山灰の掃除に追われています。ひどい時は火山灰で空が覆われ、朝から町の街灯がつきっぱなしという日も。

のんびり屋さんの友だちは “外が暗いので寝ていたら、実は朝の10時だった~”と笑っていましたが、この人の体内時計は機能していないのか…。

午前10時頃です。火山灰のせいで、朝なのに空が暗い。

火山灰の雨。

噴煙をあげる火山を見たり、雷のような火山活動の音が聞こえてくると、地球って生きているんだなぁって感動します。🌏

ただ、火山灰が降ると喉や目に灰が入り、マスクやサングラスをしていても、喉はイガイガ、目もチクチク痛みます。

火山活動は、ほどほどにしておくれ〜!

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この記事を書いた人

エクアドル在住15年以上。標高2000mを超えるアンデスの田舎町で暮らしています。
現地でのリアルな体験やクスッと笑えるエピソード、そして日本の食材で楽しめる南米風レシピを発信しています。

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