この国に恐竜いたっけ? 巨大な卵!

いつも買うタマゴ屋さんの前を通ると…

“!?” 😳

異常にでかい卵が一個! な、何が生まれる??

この国に恐竜いたっけ?と思いながらまじまじと見つめる。

お店の人に“何の卵ですか?”ときくと“ダチョウだよ”と言う。

わたし。♥

たまご大好き人間からするとこの大きさは魅力的。とはいえ野菜でも果物でも大きい物って大味(おおあじ)だったりするしな…。これ一個で何人分の料理ができるんだろうか…? 

だし巻き卵、オムレツ、ゆで卵にしたらどうなるんだろう?などと夢が膨らむ。

エクアドルは物価が安いからそんなに高くはないだろうと、 “お値段いくらですか?” ときくと、

なんと、目玉も飛び出る75ドル(約1万円!!)。🤪

ニワトリの卵600個くらい買えるじゃん!

一万円で、600個分!😯

まちがって割ってしまったら大変…と思わず卵から一歩離れる。落ち着いてよく見ると小さい卵がもう一個。小さいと言ってもニワトリの卵よりは大きい。

“これは何ですか?”と聞くと“そっちはガチョウ”と言う。

やっぱり値段が気になり聞いてみると、そっちは5ドル(約750円)。5ドルあればニワトリの卵40個くらいか…。

でもダチョウの卵の衝撃が大きすぎて、1個$5の卵でも安く感じる。ネットで調べるとガチョウの卵はニワトリの卵より栄養価が高いそう。お店の人も“病気の人が薬として飲む”と言っていました。

卵を飲むってどういうこと?と思いながらよくよく観察してみると、市場や道ばたでジュースを作っている人が、ガチョウの卵、エナジードリンク、黒砂糖、果物などをジューサーに入れて健康ドリンクを作って売っていました。まさしく卵を飲む!なんとなく元気が出そうな気がする。

日本では殻の白い卵が主流ですが、エクアドルでは赤玉が主流。なんでも赤玉は養鶏所で育てた鶏の卵、白いのは放し飼いの鶏の卵だそう。放し飼いの鶏は配合飼料ではなくトウモロコシや麦などで育てているので卵も上質だそう。卵を割って比べてみると黄身の色がぜんぜん違う

左が養鶏所、右が放し飼い。

実際どっちの卵が体にいいのか自分にはよく分かりません···。お味の方は、放し飼いの卵はゆで卵にすると黄身がホクホク、トウモロコシのような穀物の風味が若干しました。養鶏所の卵は、もっと黄身に水分が含まれていて、味はあっさり、つまり素直に卵の黄身の味でした。

どっちが美味しいかは、好き好きだと思います。

たかが卵、されど卵、卵も奥が深いんだなと感心しました。

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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