ガラパゴス諸島から、嬉しいニュースです!
かつて絶滅の危機に瀕し、わずか15匹まで減ってしまったゾウガメたちが、保護活動の結果、15匹から今では1000匹近くまで増え、自立して生活できるようになったことが注目されています。
絶滅危惧種の保護活動は決して簡単なものではありません。
ここで、ちょっと切ないピンタゾウガメ“孤独なジョージ”の話をしてみたいと思います。

孤独なジョージのプロフィール
ジョージの発見
1971年、すでに絶滅したと思われていたピンンタゾウガメの「最後の一匹」として発見され、サンタクルス島にあるチャールズダーウィン研究所で保護されました。
40年間独身を貫く
ピンタゾウガメの種を絶やさないためにジョージの婚活(?)「花嫁探し」が国家プロジェクトとして行われました。 エクアドル政府は、ピンタ島のメスを見つけた人に多額の懸賞金をかけましたが、結局一匹も見つかりませんでした。😥
似た種のメスとの同居
仕方なく遺伝的に近い種(イサベラ島のカメ)のメスと約20年ほど一緒に暮らさせてみました。何度か産卵までこぎつけましたが、残念ながらすべて無精卵で、子孫を残すことはできませんでした。
ジョージの死
2012年6月24日、推定100歳前後でジョージは亡くなりました。水飲み場に行こうとして身体を伸ばしたまま息絶えていたそうです。 彼の死をもって「ピンタゾウガメ」という種は、公式に絶滅してしまいました。😭 彼が亡くなった時、エクアドル国内ではトップニュースとして報じられ、多くの人々がその死を惜しみました。
ジョージの功績
「一匹の死が種の絶滅を意味する」ということを世界中に伝え、ガラパゴスの保護活動に巨額の寄付や関心が集まるきっかけとなりました。ジョージは亡くなってしまいましたが、その存在は環境問題に対する意識を高めました。
現在、剥製(はくせい)にされたジョージはガラパゴスに戻り、専用の展示室「Symbol of Hope(希望のシンボル)」で静かに眠っています。ジョージの物語は少し切ないですが、彼のおかげで今のガラパゴスのカメたちが守られていると言っても過言ではありません。
- 193歳の現役のゾウガメ: “ジョナサン”という名のアルダブラゾウガメは、1882年にアフリカ東海岸沖のセーシェル諸島から大西洋のセントヘレナ島に連れて行かれました。当時すでに50歳くらいでした。つまり1832年くらいに誕生した計算になります。その後、移動されることはなく、今もセントヘレナ総督公邸の敷地内を歩き回っています。ジョナサンはギネス世界記録に現存する最高齢の陸上動物として認定されており、今年193歳!になります。
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