海外で生活したことのあるエクアドル人に「食べ物で何が恋しかった?」と聞くとけっこうな割合で“スープ”という答えが返ってきます。「ス、スープって…なんか地味だね」と思ったものですが、エクアドル人にとってスープはおふくろの味、ほっとする故郷の味なのです。日本人にとっての味噌汁なのです。スープと言ってもたくさんバリエーションがあるのですが、今回は簡単でおいしいチーズのスープをご紹介します。
このスープは、炭水化物が大好きなエクアドル人にとっては欠かせないジャガイモに、濃厚なチーズを豪快に振りまいた不味いはずがない絶妙な味のコンビネーションスープです。
しかも“洗いものめんどくさ~”という怠け者さんにとってうれしい、お鍋1つでできるスープなのです。ぜひ作ってみてください。

ソパ・デ・ケソ
材料 2人分
油 | 大さじ2 |
じゃがいも | 2〜3個(約200グラム) |
玉ねぎ | 1個(みじん切り) |
にんにく | 2片 |
★オレガノ(バジルやパセリでもOK) | 小さじ 2 |
★コンソメ | 5g |
★あればチリパウダー | 小さじ1/2 |
★塩 | 小さじ1/2 |
★コショウ | 小さじ1/2 |
水 | 2カップ |
パスタ | 100g |
牛乳 | 2カップ |
細切りのチーズ (とろけるチーズでもOK) | 50グラム |
卵 | 2個 |
作り方
- じゃがいもの皮をむいて、大きめの角切りにします。
- パスタを食べやすい大きさに(1本を4等分位)折ります。
- にんにく、玉ねぎをみじん切りにします。
- スープ用鍋に油を入れ、にんにく、玉ねぎを加え、にんにくの香りが出るまで約3分程炒めます。
- ★の材料(オレガノ、チリパウダー、コンソメ、塩、コショウ)を加えます。
- じゃがいも、水を加えて沸騰させます。
- 沸騰したらパスタを加え、パスタが柔らかくなるまで約 10分ほど茹でます。
- パスタが柔らかくなったら牛乳を加えて、塩加減を整えます。スープが濃すぎる場合は、水を少々追加してください。
- 沸騰したスープに生卵をそっと落とします。
- 弱火にしてさらに4分程、卵が半熟になるまで煮ます。ポーチドエッグを作る感じに仕上げます。自信がない方は半熟目玉焼き、またはゆで卵を別に作っても大丈夫です。最後にチーズを散らします。
- 卵を潰さないよう、そっと器に盛り付けて、好みでパセリを飾ります。
出来上がり!

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