お祭り大好き、エクアドルの祭日

6月末から7月半ばくらいまで、サン・ペドロ祭(San Pedro)と太陽祭(Inti raymi)がエクアドル各地で行われます。どちらのお祭りを祝うかは地域によって違うのですが、だいたい夏至のあたりに行われます。

パレードや、コンサート、地域によっては闘牛やミスコンまで催されます。ちなみに闘牛で牛は殺さないそうです。

ミスコンではぽっちゃり系が優勢。

またエクアドルでは馬がたくさん飼育されています。馬のパレードも見物です。ただ····お食事中の方には失礼しますが、馬のパレードの後の道路は酷く汚れますね~。

そしてお祭りの風物詩といえば…酔っぱらい。

一日中飲みまくって道路で寝てしまいます。

たいていの酔っぱらいは道ばたでビールを飲み、たまに“あんたも飲まんかい?”と気前よくコップをさしだします。

“それ、あんたが口つけて飲んでるコップじゃん!” 😮‍💨

でも、絡んできたりはしないし、まともに歩くこともできない状態なので、付きまとってくることもない。害がないといえばないのですが、あまり良い景色とは言えません。どこの国もお祭りでハメを外すのはいっしょ。

昼夜問わず花火も打ち上げられ、屋台もたくさん出されるので町は人でいっぱい。ちなみにエクアドルはどこの町も金欠で、経済的な余裕は全くなし。

なのに“うちの町、お金ないんだよな…”とか言いながら、昼間からけっこうお値段高そうな花火をドッカン、ドッカンと打ち上げたりする。

“お金がない原因はそこじゃない?”と突っ込みたくなります。

でも、エクアドル人はうるさく賑やかなのが大好きなので、大爆音の花火や音楽をものともせず、それに負けないくらいの大声で楽しくおしゃべりしながら歩いています。

彼らが言うには“静寂は寂しすぎて耐えられない”そうです。日本と文化の違いを感じます。

陽気でおおらかなエクアドル人の一面を見た気がしました。☺️

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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