溶けないアイスーエスプミージャ(Espumilla)

「エスプミージャ」はスペイン語で“泡”を意味します。子供も大人も大好き。安くて手軽なおやつとして大人気です。エクアドルではアイスクリームのコーンにエスプミージャをのせて売られています。

見た目がソフトクリームと似ているので、初めて見た時は、暑い日に外で放置しているのになぜ溶けないんだろうと不思議でした。でも、食べて納得、泡立てた卵白でできているのです。

日本で卵白を泡立てる時はハンドミキサーを使うものですが、エクアドルではスプーンやフォーク、はたまた手で卵白をたたきまくって泡立てる人もいます。免疫力の低い外国人は、そんな事情も知らずに道ばたでエスプミージャを買い、数時間後にトイレへGo~! 旅行台無し!という結末を迎えます。🤮

というわけでエスプミージャは自宅で作るにかぎります。

エスプミージャを作るのに最もよく使われる果物はグアバですが、バナナ、イチゴ、ブラックベリーなどの他の果物でも作ることができます。日本ではグアバを手に入れるのは難しいので、レモンを使った爽やかエスプミージャのレシピをお届けします。

脂肪分ゼロ、ビタミンC、たんぱく質たっぷりのヘルシースイーツです。

罪悪感ゼロでお腹いっぱい楽しんで下さい。

レモンのエスプミージャ

材料 (2人分)

レモンクリーム
  • レモン汁    30cc
  • 水       50cc
  • 砂糖      20g
  • コーンスターチ  5g
メレンゲ
  • 卵白       2個分
  • 砂糖       20g
  • 塩        1つまみ

作り方

レモンクリーム

  • レモン汁を絞り、種を取り除きます。

  • 鍋に水、レモン汁、砂糖、コーンスターチを入れよく混ぜます。

  • 中火でとろみがつくまで加熱します。

電子レンジで加熱する場合

① 耐熱容器に水、レモン汁、砂糖、コーンスターチを入れよく混ぜます。

② ①をラップをかけずに、600Wで約40~60秒加熱します。液体が沸いて盛り上がってきたら、取り出してかき混ぜます。とろみがつくまで600Wで約10秒加熱し、かき混ぜるを2、3回繰り返して下さい。

メレンゲ

  • 良く洗ったボールに(ボールに油がついていると、泡立ちません。)卵白、砂糖、塩を入れ、泡立て機で約3分位泡立てます。




  • ボールを逆さまにしてもメレンゲが落ちてこないくらいまで、しっかりと泡立てます。


  • あらかじめ作っておいたレモンクリームの半量を②の泡立てた卵白に混ぜ、再び1分位泡立てます。




  • 器に盛り付け、残りのレモンクリームやフルーツをお好みでトッピングします。



ストロベリーのエスプミージャ

“レモンのエスプミージャ”のレモンクリームをストロベリークリームに置き換えます。イチゴジャム50g、水 50cc、砂糖はなし、コーンスターチ 5gにして、レモンのエスプミージャと同じ手順で作ってください。

レモンとストロベリーのエスプミージャを混ぜてみたり、クッキーやイチゴをのせてパフェ風に盛り付けてみたり、楽しみ方は無限大です。

※生の卵白使用なので、消費期限は1時間でお願いします。

10分くらいででき、安くて低カロリーなおやつです。どうぞチャレンジしてみて下さい。

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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