エクアドルへはボロボロの靴でいらっしゃいませ。

日本で半額セールのときに買ったブーツ、5年も履くとかかとはすり減り、皮の光沢も失せ、残念な姿に。🥲エクアドルは舗装されていない道路が多く、あっという間に靴がダメになってしまいます。

安く買ったし、もうサヨナラしようかなと思っていたら友人が一言、“修理してもらったらまだまだ履けるよ”

以前日本で靴のかかとを直してもらおうと値段をきいたら3,000円とか言われたことがあり、“そ、そんなに高いの!”と諦めた記憶がよみがえります。

でも友人が“安くていいお店知ってるから直してきてあげるよ”と汚いくたびれた靴を快く引き受けてくれました。

左右のかかとを直してもらって日本円でお値段なんと300円ほど! しかもピカピカに磨き上げられていて、これならまださらに5年は履けるな。☺️

かかとがすり減っていたのですが、この通り。

友人が言うには靴修理のおじさん、くたびれたブーツを見て“これは…第二次世界大戦で兵隊さんが履いていたブーツか?”と感心していたらしい。恥ずかしい…。

エクアドルで靴修理をすると、一か所直すのに約150円くらい。かかと打ち、ファスナー交換、破れ直しなどなど大概のことはやってくれます。

そうして直してもらった靴でも外を歩けば汚れるものです。そこで登場するのが靴磨き屋さん。町に出ると公園や人通りの多い場所に靴磨きスポットがあります。一足50セント。(75円くらい

お金出して靴磨いてもらうのか!? 家で自分で自分で磨かないのか?と最初は思ったのですが、これがなんとピカピカに磨き上げてくれるのです。そして靴磨きスポットにはひっきりなしに人が来るのです。

というわけで、さっそく磨いてもらうのも恥ずかしいくらい、汚れてくすんだ靴で靴磨きへ行ってきました。

そんな靴を見ても驚く様子もなく、世間話をしながら手際よく磨き始めるおじさん。周りを見ると自分よりすごい靴をはいた強者がチラホラ…。5分ほどで見違えるほどきれいに!

靴磨きのおじさんに“きれいに磨くコツはなんですか?”ときくと、“柔らかいブラシでやさしく磨きまくること。100回でも200回でも磨きまくれ~!”とのこと。

日本の100均で買ってきた靴磨きブラシを持っていたので、家へ帰ってさっそく試してみることに。やさしく磨きまくると…本当に靴がピカピカになるんです。“おじさん、靴磨きのコツをそんな簡単にばらしちゃったら廃業するよ…。”

でも、のんびり座って靴磨きをしてもらうのも気持ちのいいものです。

癒やしのスポット、靴磨き。

エクアドルへの旅行を考えておられる方は、ぜひボロボロの靴でいらっしゃいませ。

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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