これ一品で大満足、カルド・デ・ボラス

カルド・デ・ボラは、牛肉のスープに、ピーナッツの風味がする美味しいスープです。調理用バナナの生地で作ったボールの中に、ゆで卵、野菜、挽肉、ピーナッツソースが詰められています。 

エクアドルのカルド・デ・ボラは基本材料に調理用バナナ、キャッサバ(yuca)、白いトウモロコシ(choclo)、ピーナッツソースを使用し、これに米を添えて食べるという炭水化物てんこ盛り、カロリー爆弾のような一品です。エクアドル人はこんなスープを2杯、3杯ペロリと平らげます。あの見事な三段腹はこうして作られるのか…。最近はダイエットする人も増えてきましたが、基本ふくよかが”美”のエクアドル人はお腹の段々など気にしません。

そんなカルド・デ・ボラですが、友だちの家に招待されて初めて食べた時から大ファンです。あまりにもおいしかったので作り方を教えてもらいました。

日本では手に入らない材料がいろいろあるので、スーパーで手に入りそうな食材でレシピをアレンジしてみました。

カルド・デ・ボラ (じゃがいもでアレンジ)

下準備

  • ゆで卵を2個作ります。
  • じゃがいも300gを茹でます。(レンジで加熱する場合は、500Wでは約8分くらいを目安に加熱します。)

じゃがいもボールに詰める具 

材料   4人分

油   大さじ2
ニンニク2片 (みじん切り)
玉ねぎ1個 (みじん切り)
牛挽肉       300g
トマト1個(角切り)
ピーマン 2 個(みじん切り)
にんじん1本 (みじん切り)
グリーンピース50g
クミンパウダー小さじ1
チリパウダー小さじ1
パクチー又はパセリ 大さじ2 (みじん切り )
コンソメ小さじ1
ピーナッツバター大さじ2 (なければローストピーナッツ 30gと水100cc.をミキサーにかけてペースト状にする)
塩・胡椒適量
  1. 鍋に油を熱し、上記の材料を上から順に入れて炒めていきます。
  2. 野菜と挽肉に火が通ったら塩胡椒で味を整えます。

じゃがいもボール生地

茹でたじゃがいも 300g
薄力粉   100g
10g
5g
レーズン18粒
茹で卵2個 
  1. 茹でたじゃがいもを潰し、薄力粉、油、塩を混ぜ合わせて捏ねます。
  2. ①の生地を4個に分割しボール状に丸めます。

じゃがいもボールを組み立てる

  1. ボールを手のひらでなるべく平らに潰します。
  2. 具を山盛り大さじ1、レーズン 2粒程、ゆで卵 1/2個分(角切り)を詰めて生地を閉じ丸めます。


スープを作る

じゃがいもボールに詰めた具の残り
3カップ
キャベツの葉     3枚(大きく角切り)
コンソメ小さじ1
塩・胡椒適量
  1. 鍋に残った具の残りに水、キャベツ、コンソメ、塩胡椒を足して沸騰させます。
  2. 沸騰したらじゃがいもボールをそっと入れて、中火にし7分程煮たら出来上がり。
  3. 大きなスープボールにじゃがいもボールを入れ、スープを注ぎ、好みでパクチーかパセリを飾ります。

ボールを崩しながらスープと一緒に食べます。このスープだけでお腹が膨れるのでワンスープボールランチになりますよ。

本当は調理用バナナで作るのですが、日本では入手困難なので、じゃがいもで代用して工夫しました。エクアドル人からは「邪道だ!」😠と怒られそうですが、十分、いえとっても美味しいです。😋

皆さんも是非どうぞ。

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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