無形文化遺産 トムヤムクン

エビの輸出大国、エクアドル。世界の食卓に並ぶ甲殻類の5匹に1匹はエクアドル産のエビだそうです。レモングラスが手に入ったら必ず作る料理….それは、世界3大スープの一つとも言われるタイの「トムヤムクン」です。

最近のニュースによると、ユネスコが「トムヤムクン」を無形文化遺産に登録することを決めたそうです。
レモングラスがあれば (これは必須です)トムヤムクンペーストが無くても、大丈夫。 身近な材料でできるように工夫しました。

トムヤムクン

材料(2人分)

有頭海老200g
頭と殻は捨てずに取っておきます。背ワタは取り除きます。
大さじ1
玉ねぎ1個
ニンニク2片
生姜1片
きのこ類1株
しめじ、舞茸、エリンギ、マッシュルームなどお好みで
パクチー 又はパセリ大さじ1杯
レモングラス5本(又はレモングラスのティーパック4個)
 
 調味料
【A 】鰹だしの素小さじ1杯
【A 】豆板醤小さじ1杯
【A 】醤油大さじ1杯
【A 】ウェイパー大さじ1杯
【A 】レモン汁大さじ3杯
【A 】塩小さじ1/2

作り方

  1. 海老の殻と頭を油なしで炒めます。殻が赤く色づき、海老の香ばしい香りが立つまで。
  2. 2カップの水を入れ沸騰したら弱火にして殻と頭を5分ほど茹でます。海老のアクは取り除きます。
    その後、殻と頭を取り出します。
    少し面倒ですが、この作業で海老の香りが格段に違ってきます。
  3. ニンニク、生姜はみじん切り、玉ねぎは5mmの薄切りにします。きのこは食べやすい大きさに切ります。
  4. 鍋に油を熱し③を炒めます。玉ねぎに火が通ればOKです。
  5. 取っておいた海老のだし汁、レモングラスを加えて10分程弱火で煮ます。
  6. レモングラスを取り出し【A】の調味料を加えます。
    最後に海老を入れ2分程再沸騰させたら出来上がりです。塩加減はお好みで調節してください。

  7. パクチー又はパセリを散らして召し上がりください。

初めてトムヤムクンを知ったのは、日清カップヌードルのトムヤムクン味を食べた時でした。あまりの美味しさにビックリ仰天!! 世の中にはこんなに美味しいスープがあるのかと感動しました。

でもエクアドルにカップヌードルのトムヤムクン味が売られているわけもなく、だったら自分で作るしかない…しかもここは海老20尾ほどが$2(約300円)と激安エビ天国⋯というわけで試行錯誤の末、今回のレシピができあがりました。生姜やニンニクも入っていて体もぽかぽか温まりますよ。ぜひ作ってみてくださいね。

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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