港町マンタ(Manta): ホエールウォッチング編

昔からクジラ 🐋 を見るのが夢でした。 それを聞いた友だちが旅行を計画してくれ、総勢10人でホエールウォッチングに行くことに。

行き先はマンタ(Manta)。マンタをよく知っているという友だちに、みんなで金魚の糞のようについて行きました。まずはどこかの港へ行くのかと思いきや、いきなりムルシエラゴ・ビーチ(Playa Muecielago)に連れて行かれました。白く広い砂浜が広がり、浜風がとっても気持ち良かったです。

きれいな海と青い空にうとっりしていると、何やら小さいボードを持ったおじさんが近づいてきます。見るとボードにはホエールウォッチングなどの料金が書いてありました。私たちはすでに予約済みだったのでお断りし、しばらくブラブラと海岸を散歩。

それにしてもホエールウォッチングって船で行くのでは?ここ、港じゃなくて砂浜なんですが…。」😅

すると友だちが「船が来たよ~」と海を指さします。20人乗りの小船が近づいてきて、なんと砂浜に乗り上げてくるではありませんか…。船長さんが現われ「おはよう~、頭に気を付けて乗船してね。まずは女性からどうぞ。」と元気にごあいさつ。女性がひざ下まで水に浸かりながら船に乗り込みます。

すると船長さん、「じゃあ、男どもは船を押して~!」。えっ!お客さんが船を押すの…?!😳

男性たちが船を“ウォリャーっ”と押すと砂浜に乗り上げた船がプカプカと水に浮きます。そしてようやく男性陣が太もも辺りまで水に浸かりながら船に乗り込みます。けっこうお客さんを雑に扱うんだ…。

でもエクアドル人はそんなこと全く気にも留めず。キャッキャと楽しそうに騒いでいます。

ちっちゃな舟なので、けっこう揺れます!

そしていよいよクジラを探しに出発!少し海岸から離れるといきなり遠くに水しぶきが上がります。🐳

出向して10分ほどでクジラ発見!クジラは海水温が上がると深く潜るそうで、海水温の低い朝だと比較的すぐクジラに遭遇できるそうです。しばらくすると“ブォー!”という音と共に4頭のクジラが近くに現れました!

クジラが潮を吹くと低い尺八のような音が海面を響きわたります。みんな興奮して“ワォ~!”の連発。🤩

あっ、あそこにクジラが!

突然一頭のクジラがヒョコっと頭を出すと、まるでアイドルが現れたかのようにカメラのシャッター音がなりまくります。その後もあちらこちらでクジラは出没。船長さんによると昨日はぜんぜん現れなかったそうです。私たちはクジラを見られてラッキーでした。

※これらの写真は友だちが、望遠カメラで撮影したものです。

一時間ほどのツアーでしたが、念願のクジラを見ることができ大満足でし!! 広い海に大きなクジラたち。人間って小さい存在なんだな…。今ある自然や動物を大切にしたいと思いました。

船はめちゃくちゃ揺れるので、乗り物酔いする方は酔い止め薬を必ずご持参下さい。実はこのクジラたち、目を凝らして見ていると陸からでも見えるんです。船が苦手な方は双眼鏡をもって陸からクジラ探しをするのもいいかも。

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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