★バニョス・デ・アグア・サンタ“Baños de agua santa”(チョコレート工場編)

温泉の町バニョス、でも楽しめるのは温泉だけではありません。なんと町の片隅にチョコレート工場があるのです。

入場料は一人4ドル。一度支払えば後日訪問しても何度訪問しても無料で入場することができるのです!そんなお得な工場があるとは…。ということでさっそく行ってみることに。

工場につくと受付のお兄さんが工場見学の概要を説明してくれます。そして最後に「僕たちの家族になりたいかい!!」「それでは出発~!」という流れなのですが…。「家族になりたいかい?」って言われた時、まともに解釈してしまい「えっ!?」とマヌケな反応をしてしまいました。ノリのいいエクアドル人なら、「もちろんだよ!」「イェ~イ!」「Let’s goー!」となるのですが…。マヌケな日本人を前に受付のお兄さんもバツが悪そうにモジモジ。

チョコレート工場ではガイドさんがチョコレートの製造過程を説明してくれます。この後のチョコレート試験に合格すると最後に卒業記念写真をとってもらえます。いらんけど…。


ガイドさんは、惜しげもなく説明をしながら要所要所でチョコレートの試食をくれます。しかもカカオ含有量が70%以上のものがほとんど。けっこうな量のチョコレートを食べたあと、カカオのお酒の試飲もあり大満足!😋

そしてツアーの到着点には定番の売店、カフェテリアがあり、おいしそうなケーキや美しくデコレートされたチョコレートがキラキラと輝いています。

思わず“わぁ~!”となるのですが、お値段なんと一粒2ドル前後。この工場「魔法のチョコレート工場」(Fabrica magica de chocolate)と言われているのですが、チョコレートの値段を見て一気に魔法から覚め、お財布をのぞきながら我に返る。“ま、まぁ、今日はチョコレートたくさん食べたし、また別の機会でいいかな” などと言い訳をしながら外へ…。唐辛子入りチョコ、生姜入りチョコ、各種フルーツ入り...70種以上あるそうです。興味深いラインナップでした。

70種以上のチョコレートが売られています。

工場の敷地内にはかわいいモニュメントがたくさんあり、子供も大人も楽しく写真撮影していました。

有料ですがチョコレートでお菓子をデコレートできるコーナーもあります。小さな工場ですが、なかなか満足度の高い場所でした。近年異常気象や病害でカカオの生産量が激減し、カカオ危機といわれています。それに伴いチョコレートやココアの値段も高騰しています。おいしいチョコレートのためにも地球環境を守っていかなければと考えさせられました。

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この記事を書いた人

日本の真裏に位置するエクアドル。その中でも標高2000mをこえるアンデスの田舎町に住んでいます。
カルチャーショックな出来事、南米の料理レシピ、観光情報などをお届けします

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